インド・ベンガル地方の刺し子生地を使用して、ワントーンなど、シンプルなコーディネートに合わせたい、カラフルでエスニックなバッグが出来ました。
こちらのバッグに使用したのは、ベンガル地方のカンタ(ラリーキルト)。
ひと針ずつステッチを施し、より丈夫に生まれ変わった布。等間隔に並んだ針目が美しく、小さな綻びも味わいとなっています。
全て1点ものです。

【ベンガル刺し子(カンタ)について】
カンタとはベンガル地方(バングラデシュとインド・西ベンガル州の一部)で作られている刺し子の布のことです。
リユースのサリーなどの布を重ねて、その上に全面びっしりと糸で平縫いをほどこすことによって丈夫にして蘇らせた生地を使用しています。
カンタはベンガル地方のごく普通の女性が家庭で作り、布団や赤ちゃんのおくるみなどに用いる生活の一部である布ですが、1970年代前半、バングラデシュにおいては様々な理由により生活手段を失った女性たちの収入向上や産業育成の仕事として、NGOなどの支援・技術指導のもとに製品としての生産がはじまりました。

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